2015年5月1日金曜日

10+1ウェブサイト「研究室の現在」に寄稿しました

研究室の必読書を紹介する記事を書きました。
http://10plus1.jp/monthly/2015/05/issue-05.php
記事を書きながら思ったこと。研究室を巣立つ学生は、自分と同じように研究者になるわけではない。いや、ほとんどならない。必読書のチョイスにあたっては、この事実をどのように踏まえるかがポイントでした。アカデミズムの押しつけになりすぎるのは良くない。けれども、あまりに拙速な実用主義も問題。微妙なところです。たぶん、〈自分にとっての必読書〉であれば別なチョイスがあるんだろうと思いながら、一応、学生向けの記事をまとめました。
しかし、他の研究室の記事を読むと、同じ建築分野でもさまざまな方向性が見えておもしろいですね。なかには、学部生になかなかハードなものを読ませているんだなぁと思わせるものもあり。自分にとっては大いに励みになります。