2014年8月31日日曜日

大会最終日

学会も最終日、総会、閉会イベント等が行われる。ようやく旧市街を見る。ぶらぶら行くと、プレチニック・コレクションの案内があったので、そちらへ。残念ながら来年春まで修復中につき閉館。気を取り直して川の方へ。対岸の丘の上に城が見える。ちょうどプラハをコンパクトにしたような感じ。皆カフェで楽しげ。トリプル・ブリッジ、ドラゴン・ブリッジ等を見ながら、ボート・ツアーへ。川から都市を眺める。天気にも恵まれ良いエクスカーションでした。

2014年8月30日土曜日

リュブリャナ晴天なり

日差しが痛いくらいの晴天。大学へ向かい、自分の教室をチェック。一応、しきり役なので全体の段取りを確認。持ち時間は1時間半。自分を含めたパネラー三人の発表を回せばいいみたい。共通テーマは「移築」。建築の専門家がそう多いわけではないので、やや社会学寄りの内容にシフトさせる。発表後、質疑応答を経て無事終了。初参加の学会だが、多くの人が日本に興味を持ってくれているという事実に感動。こうした交流がますます活発化することを望む。

2014年8月29日金曜日

エモナ

リュブリャナ大学へ。到着直前に妙なピラミッドを見つけるも、まずは大学へ急ぐ。ランチボックスを受け取り、先のピラミッドの方へ。建築家プレチニックの作品と知り、なるほどと納得。古代遺物のコラージュ。ピラネージ、はたまたジョン・ソーンの再来か。なかなかおもしろい。ピラミッドはそれを貫通して走る城壁のゲートにもなっていて、この壁がローマの都市壁だと。言わずもがな、正方形形状をしている。情報看板によるとこの都市はエモナと呼ばれたんだそうな。んー、なかなか勉強になる。

2014年8月28日木曜日

スロベニア入り

EAJS大会のためパリからスロベニア入り。緑豊かな田園風景が広がる国土。首都のリュブリャナもそう大きな都市ではない。雰囲気は北イタリア文化の延長線、あるいは、ハプスブルク帝国の名残りを感じさせる。彫りの浅い新古典主義、ノヴェチェンティズモ、戦後のモダニズム。中心街を散策し、会議参加登録、レセプションへ。喉を潤し胃袋を満たして芋洗い状態の会場を後にする。ファースト・インブレッション上々の街でした。