2016年4月7日木曜日

磯崎新さんからザハ・ハディドの追悼記事をいただく

磯崎新さんからメールをいただきました。内容は、ロンドン・セントラル・モスクで行われたザハ・ハディド追悼イベントへ寄せた追悼文。磯崎さんの文は、「〈建築〉が暗殺された」という衝撃的なメッセージではじまります。ザハ・ハディドの中に〈建築〉の大きな可能性があったはずなのに、不意の中断によりその可能性が潰えた、と。中断とは、突如訪れた死であり、また、あの「国立競技場」でもあります。香港ピークコンペで彼女を見出した磯崎さんならではの重みのある評価であり、またザハ・ハディドへの温かいメッセージであるように思いました。こうなってくるとますます、幻の競技場案がザハ・ハディドの作品群の中で特別な意味を持ってくるように思えてきます