2015年3月31日火曜日

『建築家とファシズム』レビューを書きました

『日伊文化研究』53号にジョルジョ・チゥッチ著『建築家とファシズム』のレビューを書きました。訳者の鹿野正樹さんを囲んだ出版記念パーティー、ヴェネツィア派の集まりで、陣内秀信先生に依頼された仕事です。ちなみに僕はミラノ派だそうで。本号の特集がちょうど「ファシズムと芸術」だから、まさにタイムリーでした。

2015年3月26日木曜日

『日本建築思想史』が出ました!

太田出版から『日本建築思想史』が送られてきました。磯崎新さんとの共著書です。早いもので企画開始から4年経ってしまいましたが、毎度毎度、ひとつの作業がこうして形になるとやはり感慨深いものです。帯には「磯崎新、初めて建築史を語る。」とあります。実に意味深。タイトルもなかなか挑戦的。磯崎さんや編集の柴山さんと良いコラボレーションができたように思います。当初は一般向けのやさしい内容を想定していましたが、磯崎さんの舌も絶好調で、ハイブローな趣になりました。本書の出版がひとつの区切りですが、磯崎さんによれば、違う内容でコラボがあるとかないとか。さて、どうなりますか。

2015年3月20日金曜日

戀水桜花さんが千葉県建築学生賞最優秀賞を受賞しました!

研究室4年の戀水桜花さんが千葉県建築学生賞(卒業設計コンクール)で最優秀賞をいただいたようです。https://ja-jp.facebook.com/arch.grad.prize
建築史研究室ではあるけれど、こうして建築の設計でも認められるというのは本当にうれしいことです。彼女のテーマは、人の生と死に関わる非常に重たいものでしたが、「深い思考」という点で研究室が掲げるヴィジョンにも近いものだったと思います。いやー、実にめでたい。